あなたが本業にしろ副業にしろフリーランスとして働いている場合、年に1度必ず確定申告を行うことは義務付けられています。
規定以上の所得があるにも関わらず確定申告を行わない場合、 ペナルティーとして過少申告加算税や無申告加算税加算税、不納付加算税、重加算税などの加算税を納めることが課されます。
さらに税金に遅延税という形で利子もつきます。 今回はあれだけ時間があったのに、確定申告の期日に間に合いそうにないと焦るフリーランスの方へ、比較的短時間で確定申告ができる方法を紹介します。
2024年分の確定申告の期日は2025年2月17日(月)から2025年3月17日(月)までです。なお、本記事はGoogleアドセンスの広告並びに、アフィリエイト広告を含んでいます。
短時間で確定申告する方法
日々の経理をアナログな方法で管理しているのであれば、かなり時間と手間を必要とするでしょう。
ましてや簿記や会計など経理に関わる知識が乏しい方の場合、「何のこっちゃわからん!」状態に陥りがちです。(僕もそうです)
また、確定申告には提出すべき書類や証明書などが必要なので、これまで怠けていた方にとっては、余計に時間がかかります。
結論から言って、短時間で確定申告をする方法は会計ソフトを使うのが一番です。
確定申告が間に合いそうになく焦るあなたと同じように、 前回あっさり終わったので日頃の経費精算、確定申告に必要な入出金の計算などを怠りまくった僕でも3日で終わりました。
入出金の件数により作業量は異なりますが、多かった僕でもかなりスピーディーに確定申告の提出まで済ませることができました。
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フリーランスにお勧めの会計ソフトfreee
言わずと知れた会計ソフトfreeeは、開業時の開業届、日頃の経費精算、白色申告や青色申告に必要な書類の作成、確定申告の提出までこれ一本で済ませることができます。
普通高校出身、専門学校卒の僕にとって簿記などは学んでおらず、専門用語など全くわからないので、勘定科目や貸方借方など全くもって意味がわかっていませんでした。
そこで数ある会計ソフトの中から選んだのがこのfreeeです。
サボり癖のある僕がfreeeをお勧めする理由
小さいころ、夏休みの宿題はギリギリに一気にしてしまう派です。。。
- 簿記や経理などの知識を一切持たなくてもスムーズに操作できる
- 銀行口座やクレジットカードを同期すれば自動で取り込んでくれるため入力の手間が省ける
- 自動ルールを事前に登録すれば勝手に仕訳してくれる
- ソフト内の質問に対して〇、×で回答するだけで個々に応じた書類作成まで誘導してくれる
- 確定申告に必要な書類をソフト内で作成するため、書類をダウンロードしてプリントアウトしたりする手間もいらない
- freeeで確定申告を済ませた後、税務署に提出、郵送、 freeeで電子申告(e-tax)、国税庁で電子申告(e-tax)など提出方法を自由に選べる
これらがあるためかなりスムーズに確定申告の作成から納税まで済ませることができます。
freeeを使って確定申告を早く終わらせる方法
ずぼらな僕でも確定申告を早く終わらせるにはいくつかポイントがあります。
これから紹介するポイントを押さえることで、申告期限まで時間がないあなたでもかなり早く終わらせることができるのでぜひ参考にしてください。
①本業、 副業とは報酬が出入りする銀行口座や事業専用クレジットカード以外は同期しない
freeeの便利な機能として、銀行口座やクレジットカードの取引を同期して取り込む機能が付いていますが、便利な反面、仕事と関係ないプライベートの収支も取り込んでしまいます。
同期した取引に関しては修正は聞くものの削除はできないため、結果的に事業プライベートともに仕訳しなければいけません。
時間短縮のために、事業専用口座、クレジットカード以外はできるだけ同期しない方が手間も省けて楽です。
もしプライベートの口座を事業用としても兼用している場合は、事業としての取引が件数が多い場合は同期、少なければ自動同期せず、手入力をすることで無駄な仕訳の必要がなくなりますのでおすすめです。
②スタンダードプランの方が便利過ぎる
freeeのプランにはスタータープラン、 スタンダードプラン、プレミアムプランの三つのプランがあります。
確定申告だけならスタータープランだけでも十分できますが、 個人的にスタンダードプランを選ぶ理由がいくつかあります。
一つは確定申告に必要なオフラインの明細である領収書の入力面です。
スタータープランではスマホでスキャンしてfreee内に取り込み、データとして保存できる機能(ファイルボックス)が月に5件と制限があります。
領収書が多い僕にとってこの5件は少なすぎるため、無制限であるスタンダードプランを選んでいます。
僕のようにたまりにたまった領収書をスマホのアプリでカシャカシャと撮影してデータを取り込むことができるため、非常に早く経費精算、仕分けが可能です。
もちろん撮影した瞬間に仕訳をすることもできますし、後でまとめて仕訳することもできます。
またスタンダードプランの方が、日頃の売上や取引状況が管理画面内から一目でわかる用データ化されますので経営面でも便利です。
特に本業の方であれば、ご自身の収支のバランスや売上の構成を明確にすることで、自社の分析、今後の営業やマーケティングの方向性を検討するためにも様々なデータがあった方が非常に便利です。
③確定申告書類作成後、提出までを一本化
確定申告の提出は
- 税務署に直接持っていく
- 郵送する
- 電子申告(e-tax)
の3つの方法があります。
また、確定申告時には税務署以外にも特設ブースが設置され、そこで提出することもできます。
個人的にはこの方法は行ったことがありません。なぜなら、ずぼらな僕が言うのあれですが時間がもったいないと思うからです。
わざわざ並んでまで提出するよりも、郵送や e-tax で提出した方が時間も手間もわからないため効率的です。
並ぶ時間があるのであれば、その時間を売上につなげるための行動に費やしたり、プライベートの時間を増やしたほうが有意義ではないでしょうか。
freeeでは「税務署に提出」「郵送」「freeeで電子申告(e-tax)」「国税庁で電子申告(e-tax)」の4つの提出方法から選ぶことができます。
カードリーダーをお持ちであれば電子申告(e-tax)もそのままfreeeの管理画面たいから怒られるためスピーディー且つスムーズです。
2020年からはカードリーダーがなくてもパソコンソフト、スマホアプリを使って申告が可能になりました。
ちなみに昔と比べて e-taxで確定申告を提出する人は増加傾向にあります。
さらに令和2年分の確定申告を行う令和3年の2月から3月の申告からはこれまでの控除額が変更になります。
これまでは青色申告の複式簿記を行った場合、基礎控除である48万円に加え65万円の控除を受けることができました。
令和3年からはこの控除額の適用が若干変更になり、複式簿記プラス e-tax での申告でこれまで通り65万円の控除、 e-tax 以外での申告は55万円の控除となります。
令和3年の申告も e-tax でスムーズにできるようこれから慣れておいた方が良いですね。
こんな状況でもfreeeを使えば確定申告に間に合った
以前(2020年)に行った確定申告において、僕は以下の状況から3日で終わらせました。
2019年もfreeeで確定申告を行いましたが、かなりスムーズだったため正直調子に乗りサボりまくってしまいました(笑)
- 半年以上領収書が溜まりまくり、経費精算の登録をやっていない
- 事業用口座のジャパンネット銀行の同期を行っているが仕訳を全くしていない。
- アフィリエイトの一部の報酬がプライベート用口座に振り込まれているので事業とプライベートの取引が混在しまくっている
このようなほぼ放置していた状態にも関わらず3日もあれば充分間に合いました。
確定申告を行った後は、ただ納税額に震えただけです。
確定申告に間に合わないと焦るフリーランスの方へ特にお勧めしたい会計ソフトfreee
僕のように簿記の知識が全くない、しかもズボラでも簡単に確定申告を済ませることができる便利な会計ソフトです。