これまでお世話になった会社を退社し、フリーランスとして念願の独立を果たしたあなた。
一定の売上を作ることができるようになったものの、 それ以上に伸びず悩んでいる方いませんか。
今回はスキルや人材不足に陥っているフリーランスが行うべき外注とその方法について紹介してきます。
なお、本記事はGoogleアドセンスの広告並びに、アフィリエイト広告を含んでいます。
現役フリーランスが語るフリーランスの外注方法の3つのすすめ
独立当初売上に悩んだ時期もありましたが、現在はありがたいことにこうしてブログを書いたりする余裕もありながら売上を徐々に伸ばしている状態です。
僕もあなたと同じように、最初は全て自分で行なっていました。
- 自分のサービス内容の提示や、見込み客を集客するためのホームページ制作
- 見込み客を集客しリードナーチャリング(顧客育成)を行うためのマーケティング
- 見込み客を獲得するためのランディングページの作成
- 作成したランディングページを GoogleやYahooの広告に出向した際の運用
- 自分が何者かを表す名刺の作成
- クライアントから依頼されたホームページやECサイトのデザインや制作全般
まだまだいろいろありますが、たまたま僕がこういったジャンルのフリーランスであったため自分で全て行うことができましたが、必ずしもフリーランスの皆が全て自分でできるとは限りません。
フリーランスと言えど、ある一定分野においては得意であるものの、そうでない分野においては自分ではできないこともあるでしょう。
現役フリーランスである僕が外注をお勧めする理由はいくつかあります。
①外注によって売上規模が拡大する
僕が特に外注をおすすめしたい理由として「売上規模拡大する」ことです。
僕やあなた含め人は皆24時間という決められた中で労働や食事、睡眠、娯楽など生活に費やす時間を割り振り生きていかなければなりません。
会社員と異なりフリーランスでは自由に働くこともできれば自由にサボることももちろんできます。
ただし自分の行動が売り上げにつながるケースが多いので、調子になってサボりすぎると売上が成り立たず生活費すら稼げない状態に陥る場合も少なくありません。
しかし、限られた時間の中で仕事ばかりに費やしてたとしても僕もあなたも人間なので労働力には限界があります。
また昔の僕のようにロボットかというほど仕事に没頭し大量の案件を短期間に納品することも不可能ではありませんが、体は悲鳴をあげるというデメリットはずっとついて回ります。
これが自分一人でやる売上の限界の壁です。
ある一定の売り上げまで到達すると必ず限界の壁が立ちふさがってきます。なんとかその壁を乗り切ろうと体を張って仕事をしたとしても、その伸び幅は大したことはないでしょう。
それよりも確実に売上を伸ばすために行うべきこととしてあげられるのが「外注」です。
外注を取り入れたことで、案件ごとの利益率は下がるものの、 受ける案件の数はかなり増えるため結果的に売り上げ、利益共に向上するメリットがあります。
②外注によって足りないスキルを補える
外注する取引先を多く持つことで、仕事を分担することができも可能です。
早期納品やこれまで自分では受けることができなかった内容の案件も受けることができるため、こういった点でも売上の向上につながります。
③外注によってクオリティ確保と効率化
クライアントから依頼された案件だけでなく、あなた自身のサービスに必要であるものも、全て自分でするのではなく、外注先に製作してもらうことができるため。クオリティだけでなく時間を効率的に使うことができます。
フリーランスといえど、ジャンルによってはクリエイティブなスキルが全くない方もいるでしょう。
本業とは関係のないスキル獲得のための学習時間に多くの時間を費やすよりも、本業の売上をさらにどうあげるべきかに努めるほうがよほど有意義です。
フリーランスが行うべき外注方法
一言に外注といえど様々な方法があります 。
ホームページやブログなどのオウンドメディアから外注先を募る
自分で運営しているホームページやブログなどを用いて外注先を募ることも一つの方法です。
しかし、あなたのサービスの見込み客が求めている情報とはかけ離れるため、異なる属性である外注先を同じメディアからの流入はあまり見込めないのが弱点です。
SNSなどのアーンドメディアから外注先を募る
オウンドメディアとは異なりTwitterやInstagramなどの SNS を用いて外注先を募るのも方法として挙げられます。
もちろんこの際、あなたの見込み客を集めるために運用しているアカウントで募るのではなく、 新たにアカウントを作成した方が良いでしょう。
その理由はオウンドメディアから外注先を募るのと同じです。
本来のターゲットは異なるターゲットに向けて情報を提示するため、本来のターゲットには全く響かず、状況によっては本ターゲットの離脱の原因にもつながりかねますので注意しておきましょう。
マーケティングの本質としてターゲット毎にアプローチの方法や提供するコンテンツを用意するのは当たり前のことであり、複数のターゲット混在させればさせるほど、本来核となるターゲットにきちんと届きにくくなるのは、ビジネスを営んでいるあなたなら分かるでしょう。
オウンドメディアやSNSで外注先を募るデメリット
オウンドメディアや SNSで外注先を募り、うまく取引先が見つかった場合でもいくつか注意が必要です。
まず、外注先が見つかった場合、コミュニケーション含め信頼関係を構築しないことにはビジネスを共にする際に少々不安が残ります。
オンライン上で見つけた取引先の大半はお互い面識もなく初対面の場合が多いため、報酬条件や契約内容、報酬の入金のタイミングなど双方納得した上での契約書をきちんと交わすようにしましょう。
実際に契約書のない外注などの取引は、トラブルの原因にもなります。
仕事上のトラブルと例えば、入金したのに納品しない、納品したのに入金しないなどの金銭トラブルや急に音信不通になり予定していた納期に間に合わないなど色々なことが実際にあることも少なくありません。
双方のサインと印鑑を捺印した契約書があれば、 万が一のトラブルの際法的手段も取れますので、契約書の作成は多少手間はかかりますが後々のトラブル回避として、必ず行うとき行動です。
クラウドソーシングサービスで外注先を募る
あなた本来のサービスのターゲットとの不一致によるメディア立ち上げの手間や、金銭トラブルなど万が一のことに不安が残る肩にはクラウドソーシングサービスがおすすめです。
クラウドソーシングのメディア内は、外注先を見つける発注する側と仕事を受注する側の2つしかありませんので、 双方にとって効率も良く、短期間で契約成立まで進むことがほとんどです。
報酬の入金のやり取りは全てクラウドソーシングサービスのメディア内で行うため、また先ほど例に挙げた金銭トラブルも発生しません。
クラウドソーシングサービスによって成約時の利用手数料を若干差し引かれるものの、外注先を見つける時間や万が一のトラブル回避の面では安心して取引できるのがメリットです。
フリーランスにおすすめしたいクラウドソーシングサービス
クラウドソーシングとは、企業がインターネット上でアウトソーシング(外注)したい業務に対して募集を募る業務形態を指します。
フリーランス人口が増えるにつれ、現在では様々なクラウドソーシングサービスが存在します。
あなたがどの業種のフリーランスかで利用すべきクラウドソーシングサービスは異なりますが、代表的な2つのクラウドソーシングサービスをご紹介します。
クラウドワークス
まずはクラウドワークス。フリーランスなら名前を聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
ホームページ制作といった Webサービスの製作、 チラシやPOP、メニュー表やポスターなどのオフラインのデザイン制作から、営業の資料作成や、データ入力など様々なジャンルの案件に対応しているサービスです。
僕も実際にフリーランスの駆け出しの頃はクラウドソーシングサービスを利用して案件を得ていましたが、売上が増えてくると、今度は仕事を依頼する側に回って利用をしています。
あなたが定める報酬やその他の条件にあった取引先が応募していきますので、そこから吟味して契約を結ぶ流れです。
操作自体簡単なので、まずは登録してサービスの仕組みになれるのも良いのではないでしょうか。
ランサーズ
こちらもフリーランスなら必ず聞いたことがあるであろうクラウドソーシングといえば思い浮かぶサービス名ではないでしょうか。
ランサーズでもフロントエンドのようなデザインから、バックエンドのような専門知識を要するデザイン、会社のロゴやキャッチコピーの製作をはじめ様々な案件を取り扱っています。
契約成立後の手数料も比較的低いため、外注コストの削減にも役立ちます。
両サービスとも発注受注の両方を行えるため状況に応じて使い分けるのも良いのではないでしょうか。
サグーワークス
サグーワークス記事作成に特化したクラウドソーシングサービスです。
細かなディレクションやプランニングを行い、その内容をライターに伝え、納品した記事に対してチェックを行い、修正やそのまま納品など、記事作成の外注には思った以上に手間がかかります。
記事作成に特化したクラウドソーシングサービスであるサグーワークスでは、あなたとライターの間に専任のディレクターが入るため、発注から制作物の受け取りまでを非常にスムーズに行うことができます。
またサグーワークスにはプラチナライターという、ライティング技術の高いライターもいますので、 特に専門知識を要する記事やSEOの知識など誰もが書けないようなライティングを行うことができるので他のクラウドソーシングサービスよりも記事作成分野に関して優勢です。
フジ子さん
続いてはオンラインアシスタントサービス「フジ子さん」
遠隔にいるアシスタントに必要な時に必要な分だけメールや電話で依頼できるサービスです。
Web サービスから経理や事務、総務、人事など幅広い業務に対応しています
社員や契約社員を雇うほどまでコストを掛けたくない方
雇用するほど頻繁に人に仕事を任せる数が少ない方
ある一定期間だけ人手を必要とする方
にとってオススメのサービスです。
プレイヤーとして働くフリーランスの外注先を探すというよりは、個人事業主や中小規模の企業の方の人手不足解消手段に向いています。
また事前にトライアルとして実力をチェックすることも可能、 採用しても翌月に解約することも可能なため、導入する際のハードルが低いのが特徴です。
スキルや人材不足、安全かつ信頼できる外注先の早期発見ならクラウドソーシングサービス。
- あなたの足りないスキルを補う
- ある業務だけ他社に頼む
- 自分の業務をある程度減らし、現場よりも自由に動けるようにする
- 複数の外注先と取引して、これまで単独では受けることができなかったクライアントの案件を受けることができ売り上げが上がる
このように外注することには大きなメリットがあります。
外注する理由は様々であれ、問題解決の一つとして必ず役に立つと思いますので、今後のビジネス繁栄のためにも是非利用することをおすすめします。