フリーランス メリット デメリット

フリーランスになって感じたメリットと出くわすであろうデメリット

フリーランスとして働くようになって、早数年。今もこうして好き勝手に生き、生活しています。

今回は僕が実際にフリーランスとして働くようになって感じたメリット、デメリット、出くわすであろうデメリットをこれからフリーランスとして働こうと考えているあなたに紹介します。

なお、本記事はGoogleアドセンスの広告並びに、アフィリエイト広告を含んでいます。

フリーランスとして働いて感じたメリット

実際にフリーランスとして働くようになって良かったと感じることは以下があります。

 

kamishin
kamishin

ただし、メリットだけ参考にして「よし、それならフリーランスになろう」といった安易な考え方をする方は決してフリーランスになるのはやめた方が良いと思います。

 

考える角度を変えるとデメリットにも繋がりますので、それを踏まえて捉えるようにしましょう。

時間を自由に使える

まずは「時間が自由に使える」ということ。フリーランスは会社員時代と異なり、シフトもなければ定まった労働時間もありません。

僕の「趣味は仕事と食べ歩き(Instagram参照)」という様な人にとっては楽しい働き方です。

時間が自由に使えるということは言い換えれば、いくらでも働くことができます。

仕事の案件をコンスタントにとり、納期に全て間に合うようなスケジュールや優先順位を立てて行動すれば、後は自由です。

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会社員時代よりも収入が上がる

通常、会社員として働いている場合、この御時世簡単に収入は上がりませんし、職業毎に限界が来ます。10年働いて年収〇〇〇万円、30歳でたったこれだけなど不満に思っている方もたくさんいる中、自由に働けるフリーランスはしっかりと働き方のコツを抑え、正しく行動をとれば、会社員時代よりも収入が上がる可能性は高いです。

「このペースでいけば、30歳で年収〇〇〇万円、40歳で・・・」といった基本給や役職手当などがあるわけではないので、あくまでも自分次第で、数年もあれば会社員時代の収入よりも格段に上げることができます。

嫌な人付き合いの必要がない

個人的には比較的人付き合いは上手な方なので、会社員時代にあまりストレスを感じたことはないですが、フリーランスとして働くと会社員時代と異なり、ごまをすらなければいけない社長や上司、嫌な同僚などがいないため、人好き合いでストレスを感じている方にとっては解消されます。

また、クライアント(取引先)やパートナーシップを結ぶ相手も自由に選ぶことができるため、相性の悪いタイプの取引先は最初から取引しなければ済みます。

付き合い方次第でモチベーションが上がる

これも人好き合いに関連しますが、フリーランスとして働くと感じることだと思います。

特に「自分にとってプラスになる人で環境を固める」ことでお互いの刺激となり、もっと収入を上げよう、こういう風になりたいなどフリーランスとしての生き方のモチベーションがかなり上がります。

フリーランスとして働いて感じたデメリット

これから挙げるデメリットは実際に僕自身が感じたデメリットに加え、僕以外の方でもデメリットに感じるであろうものも合せて紹介します。

簡単に言うなら「世の中そんなに甘くねぇ」ということです。

しかし、先述したメリットと同様にデメリットもメリットに変えることが可能です。

フリーランスは全て自己責任

会社員時代は何かしら「会社に守られています」。しかしフリーランスとして働くようになると得るのも失うのも全て自己責任です。誰も守ってくれません。

自分のスケジューリングの甘さが原因でクライアントの納期に間に合わないのは論外ですが

  • クライアントに納品する物を壊してしまった
  • データ漏えいや著作権の侵害による損害賠償
  • 偶然の事故により納品が間に合わなくなってしまった

など、万が一の時でも全て自己責任です。

上記3つのような万が一に備えてフリーナンスの基本サポート「あんしん補償」サービスなどに加入しておいた方が良いでしょう。

>>フリーランスのための無料損害保険「フリーナンス」は加入して損はない

初年度は社会的信用度が低い

確定申告を済ませていない、初年度のフリーランスは特に社会的信用度が低い状態です。

  • マンションの契約
  • ローン
  • クレジットカード

などは会社員時代にやっておいた方が良いと思います。

もし事業用に独立後にクレジットカードを作りたい方は、スモールビジネスに特化した

freeeカード

から作成することもできます。それ以外は独立後翌年以降に申請してみましょう。

保険料が高い

会社員時代の社会保険を任意で継続することもできますが、基本的にフリーランス(個人事業主時)は国民健康保険です。

これまで社会保険料は会社側か半分負担してくれていたので、その半分を自分の給料から差し引かれている状態でしたが、フリーランスとして働く場合、国民健康保険は全て自己負担です。

また、厚生年金保険も国民年金保険に変わるため、それも自分で負担します。

更に、前年の会社員時代の収入が反映されますのでフリーランス1年めの場合は注意、覚悟しましょう。

働き方が悪ければ体力に限界が訪れる

駆け出しである初年度のフリーランス時代では少しでも報酬が欲しいからと安い案件や、自ら安く見積もりを提示してひたすらこなす方もいますが、これでは体力の限界が訪れます。

フリーランスとして働き方になれるまでの1、2ヵ月程度であれば良いでしょうが、それが長期にわたるとただ「消耗」しますよ。

逆に言えば、体力の消耗は適度に抑えてうまく働くことも可能です

働き方が悪ければ収入に限界が訪れる

体力の限界にも関連しますが、フリーランスとしての働き方が悪いと収入の限界が合せて訪れます。「これだけ働いてやっと〇〇万円か」と感じるような働き方はフリーランスとしてナンセンスです。

また、フリーランスは案件探しから商談、契約、納品の流れを自分自身で行います。これらができない場合=収入が入ってこないのは当たり前です。独立初期はクラウドソーシングサービスやエージェントサービスを利用し、食えない状態を作らないようにしておきましょう。

>>案件が決まらないフリーランスエンジニアが登録すべきエージェント3選

>>個人事業主やフリーランスのスキル・人材不足解消に外注のすすめ

>>【ライター編】未経験スキルなしからフリーランスで収入を劇的に増やす手順

収入の限界の解決策として①「報酬が高く、継続案件を複数契約する」これが近道です。安価な案件を大量に行うよりも、報酬が高い案件をしかも半年や年間契約を結び、隙間で早期納品できる案件を契約する方が収入の安定と体力消耗の回避が可能です。

解決策②として「パートナーシップ(提携)を組む」ことです。これは納品する側のクライアントではなく、同じフリーランスや企業とパートナーシップを組むことを指しています。

特にフリーランス同士のパートナーシップは収入の倍増にも繋がるため、個人的にはかなりおすすめします。

  1. これまで受けることができなかった案件を自分のスキルできることは自分で、できないことはパートナーにと分担して納品することができる(納品は契約者が一括の場合が多い)
  2. 企業が提示する大きなプロジェクトに複数のパートナーと挑むことができる
  3. 複数のパートナーからも仕事の依頼が来るので、新規案件が多方面から舞い込んでくる

ざっと挙げてもこのようなメリットがあるので、すでにフリーランスとして働いている方で収入が伸び悩んでいる方も参考にしてください。

働き方が悪ければお金が回らない時がある

フリーランスは働き方やスケジュールの立て方次第で収入面に大きく影響します。

会社員時代と異なり、毎月給料が入金されるわけではないので「口座に今月末入金が110万円、来月は全部出るだけ」なんてこともあり得ます。

大半の契約は納品月の翌月〇日に入金というような「売掛」が多く、納品したらすぐに報酬を受け取るのは逆に少ないと思います。

駆け出しなら数ヶ月報酬が入金されないタイミングもあるでしょう。また、多くのパートナーと仕事をしていたり、パートナー外の方に外注を行った場合、契約によっては本案件の報酬の入金の前に、外注費を支払わなければいけない場合もあります。

解決策としてはまず「スケジュールの組み方を工夫する」「これから取る契約と進行している案件のバランスをとる」「ファクタリングを利用してファクタリング会社から即入金してもらう」などいくつかあります。

フリーランスなら出くわす可能性も少なくはありません。

先述したファクタリングに関しては以前記事にしていますので、気になる方は関連記事にて確認してください。

>>フリーランスの報酬を即日払い&あんしん保証これが話題のFReeNANCe!

>>お金が回らないフリーランスや個人事業主にお勧めのファクタリング会社

職業や契約内容によってはかなり孤独

職業や契約内容によってはクライアントの会社に契約期間中に常駐する場合もありますが、デザイナーやエンジニア、ライター、アフィリエイターなど日々黙々と自宅やカフェで一人で仕事をする職業もあります。

時期や案件の内容によっては僕も引きこもりモードに入り、1日中誰ともしゃべらないこともあります。

そうならないためにも、自分で工夫した環境づくりを心掛けましょう。

>>フリーランスが孤独やうつ病にならないための環境づくり

逆に言えば、誰にも邪魔されず、気を遣わず働くことができます。

基本全部自分でやらなければならない

  1. マーケティング
  2. 集客
  3. 商談
  4. パートナー探し
  5. 開業届の提出
  6. 日々の経理
  7. 確定申告
  8. 納税
  9. 契約書や見積書など書類作成
  10. ・・・・

その他もろもろ、ただ仕事をこなせばよいという状況では決してなく、全て基本的に自分で行います。

 

kamishin
kamishin

ただでさえ仕事に追われる方や時間が欲しい方にとって、わざわざ税務署に提出しにいったり、確定申告の特設会場に並んだりと僕からしたら単なる時間の無駄使いです。

 

開業届や経理、確定申告などはすべて会計ソフトなどで一括で行えますので、利用して無駄な時間は省きましょう。

フリーランスは自由だ

フリーランス メリット デメリット

最後まで読んだ方は「デメリットばかりじゃん」と感じたことでしょう。

kamishin
kamishin

しかし、僕個人的には、デメリットもメリットに変えることができるのが「フリーランスとしての働き方」の魅力だと思えるし、実際に独立当初に感じたデメリットも、いまではメリットに変え、更に楽しいフリーランス生活を満喫しています。

 

最後にあらためて・・・・

「決して甘くない!全て自分のケツは自分で拭ける者以外はフリーランスになるな」

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