夢にまで見たフリーランスとして念願の独立を果たしたものの、1ヵ月、2ヶ月と時は経ってもなかなか収入は増えず、用意していた貯蓄も減っていき焦る気持ち。やる気はあっても仕事がない、そんな方に向けた記事です。
食えない原因は何か、足りないスキルはないか、ひとまずでも生活するために起こすべき行動を理解し、早速行動に移しましょう。
稼げないフリーランスの原因
昔と比べて働き方が見直され、以前より注目されているフリーランス。フリーランスと言えど、SE(システムエンジニア)から、WEBデザインナー、WEBディレクター、ライター、コンサルタント・・・様々なフリーランスが存在します。
実際会社員の時よりも稼ぐフリーランスもいれば、今回検索してこの記事を読んでいるような稼げず飯が食えないフリーランスも決して少なくないでしょう。
では、自信あるスキルを持ちながらも稼げずこういった状況に陥る原因は一体何なのでしょうか。
世の中の大半はあなたの存在を知らない
充分実感していると思いますが、あなたがフリーランスとしてある素晴らしいスキルを持っていたとしても、世の中の大半があなたのことを知らないのは事実です。
これまで会社員の時は、組織に所属している為、マーケティング部がマーケティングを行い、営業部が案件を獲得し、仕事が各部署に降りてくる仕組みがあったかもしれません。
しかし、フリーランスになると、これまでの会社員時代とは異なり、経営や経理はもちろんのことマーケティングや集客、営業までもすべて自分で行わなければいけません。
フリーランスは会社などの組織に属していない為、何もしなければ言わば日本海にぽかんと浮かんでいる小さなボートみたいなものです。
その状態からあなたの存在自体を少なからず、あなたの活動するフィールドで見つけてもらうもしくは行動しアピールすることも必要となります。
あなたを見つけてもらう方法としては「ホームページ」や「ブログ」「SNS」「広告」など様々な手段が挙げられますが、実際に思うようにいかない場合も少なくはありません。
市場を分析してあなたのビジネスを取り巻く環境を把握したうえで、市場をセグメント、狙う市場を定め、どんなポジションで挑んでいくのかを明確にすることが大切です。
また、「どのような方のどのような悩みに対して、あなたは何ができ、その悩みを解消できるか」
曖昧なほど、あなたとそのビジネスの存在は他の人に認知してもらえず、結果的に「稼げない」といった状況を生んでしまいます。
継続的に案件の獲得手段を確立できていない
フリーランスは、案件ごとにクライアントと契約を結んで、その報酬を支払ってもらうことで収入を得ます。
継続的に案件を獲得できる、そして安定して獲得できる手段をいち早く確立しなければ、稼げず食えない状態になるのは時間の問題です。
ちなみにフリーランス白書2023の直近1年間で仕事獲得に繋がった経路のアンケートデータ(複数回答可)では、以下の結果が出ていました。(n=850)
- 人脈(知人の紹介を含む)・・・70.6%
- 過去・現在の取引先・・・64.7%
- 自分自身の広告・宣伝活動・・・31.6%
- エージェントサービスの利用・・・25.8%
- クラウドソーシング・・・18.8%
- 求人広告・・・15.6%
- シェアリングサービス・・・2.1%
- その他・・・3.8%
参照元:フリーランス白書2023より
僕の場合、②と③が大半を占めます。既存クライアントによる継続契約と自身のマーケティングにより獲得した新規クライアントの案件ですね。人脈が1位、、、個人的には意外でした。
フリーランスが稼げるようになる為に磨いておくべき必要なスキル
では、あなたが何か専門スキルを持っているのは前提として、その他にはどんなスキルが必要なのかを挙げていきますね。
マーケティングスキルとセールススキル
まずはあなたの存在とそのスキルをクライアントに知ってもらう為に見込み客の集客からクライアントとして契約し、報酬を頂くまでの一連のマーケティングスキルは必須です。
また、見込み客(クライアント)を集客できたとしても、契約に至るまでのセールススキルも合わせて必要になります。
フリーランスの収入は、契約したクライアントからの報酬です。
契約まで至らなければ、収入はなく、徐々に資金が減っていくのは当然となります。
ライティングスキル
文字で表現する(ライティング)スキルはどんな業種のフリーランスであれ持っていた方が必ず役に立ちます。
ライティングのスキルを磨くことで、例えあなたがセールスコピーライターでなくとも、ホームページやブログ、SNSなどで見込み客へのアプローチが効果的になります。
ターゲットを絞り込み、そのターゲットに向けて、それらの悩みや困っている事を解決するサービス=あなたのサービスとしての方程式を作っていきます。
そうすることで、オンライン上からも案件が回ってくる可能性は徐々に高くなってきます。
その為にもライティングスキルを磨くと同時に「SEO」についてしっかり学ぶことを強くオススメします。
正しいライティングスキルとSEOを理解すれば、記事を読む人によって有益なあなたの持っているスキルと情報を提供することでホームページやブログから集客し、案件を取る事もできます。
また、より専門的な情報を提供するサイトを構築し、広告収入やアフィリエイト収入を得て、あなたの事業の売上として2番目、3番目の収入源となることも可能です。
交渉スキル
セールススキルに付随して、交渉スキルも重要です。
すでにいくつかの案件を得た方は実感していると思いますが、フリーランスは案件を得る際の交渉も自ら行います。
「報酬」「納期」「契約の継続」などフリーランスであるあなたはあなたの収入に直結する重要な場面で「交渉する」時が毎回訪れます。
- 「これだけやるのにこの報酬か・・・」
- 「この納期じゃタイトすぎる・・・」
- 「毎回スポット契約に終わってしまって、またクライアントを探さなければ収入が途絶える・・・」
など交渉するスキルが乏しいと、あなたにとって不利な条件を付けられることも少なくありません。
では交渉の際にどうしたらあなたにとって有利になるか、経験者である私が心掛けているポイントを教えます。
クライアントが求めることに対してそれ以上をGIVEしまくることです。要求されたことに対してそれをきっちり納品することは当たり前です。
これを繰り返すと、クライアントはあなたへの印象は「普通」。つまりあなたでなくても誰でも良い状態になります。
そこで、要求された事100に対して私は120パーセント以上の事を毎回与えるようにしています。
そうすることで短期間であってもそこに「信頼」という大切なモノが生まれ、次回も継続して契約してもらったり、報酬が上がることもあります。
クライアントに名の無いフリーランスが存在をアピールする方法として効果的な実例です。
この心掛け1つで、案件を増やす事に苦戦したフリーランス初期から、早期脱出し比較的安定した収入を得ることができました。
また、クライアントとの信頼関係を築くことで、案件を得る経路が広がる可能性もあります。実際これらのクライアントの大半は、異業種の方を紹介してくれ、これまで届かなかった範囲まで広がっていきました。
時にはターゲットとしていないクライアントの案件が舞い込んで来ることもありますが、これも経験値を上げる為のチャンスです。
同じジャンルのクライアントで数多くの実績を積むと同時に、徐々に広がり、対応できるジャンルが増えてきますので結果的に収入のアップに繋がります。これがフリーランスの中初期です。
初期段階は先述したようにターゲットを絞り込んで、専門性を特に強めることで、ポジションを明確にし、慣れてくるとこうして徐々に範囲を広げても、しっかりとターゲットを明確にしておけば、ぶれて初期状態に戻ることはほとんどありません。
スケジューリングスキル
フリーランスにとってスケジュールをうまく組むことは必須です。特に報酬がまだ低いフリーランスの初期段階、契約内容によって1つの案件だけではまとまった報酬が得られない場合もあります。そこで複数の案件を同時進行で行う場合にスケジュールをうまく組むことが必要となります。
スケジューリングはフリーランスの初期段階に限らず、常について回るスキルの1つですので、納期までにかかる時間の配分や、優先順位、重要度などを考慮したスケジューリングスキルは必ず身に付けるようにしましょう。
スムーズなスケジュールを組むコツ
できる限りスムーズなスケジュールを組むコツとしては
- 仕事の重要度、緊急度を理解して優先順位をつける
- 重要度の高い案件から実行する
- 緊急度と重要度は別物だとしっかり理解する
これは特に重要です。
スケジュールを組む際どうしても「緊急度の高いモノ」から組んでしまいがちですが、それらに時間を取られあなたにとって重要である案件(報酬の高い・継続して行っている)が後回しになってしまい、充分時間を取れずにクオリティーが下がる原因となります。
まずは「重要度の高いモノ」からスケジュールを組み、進行していき、納期まで正確な進行度合いが見えてきてから「緊急度の高いモノ」を視野に入れていきましょう。
フリーランスが稼げるようになる為の意識と行動
以下は、実際に私が行った行動です。
フリーランスになる前はあなたと同じ状態でしたが、今ではこうしてしっかり働き、しっかり休み、充実した生活を送っています。
全ての人をクライアントとして見ない
これは当初から心掛けていることですが、仕事が少ないと、どんなところからでも仕事に繋げようとしてしまいます。
これまで当たり前のように関わっていた友達や知人、フェイスブックやインスタグラムのフォロワーに対して、営業は一切かけない事です。
うっかり見失いがちな事かもしれませんが、これまでの友人や知人やフォロワーは、以前までのあなたをに興味があり関わっているだけで、ガツガツしたあなたに興味があるのではありません。
先述しましたが「あなたのターゲット」と「あなたの友人や知人・フォロワー」は別物です。
もしSNSなどでフリーランスの仕事の内容を投稿する際はあくまでも「この様な事をしています」程度におさめることをお勧めします。
実際、現在のクライアントの一部には、友人や知人がいますが、一切営業はしていません。
あくまでもこれまでの信頼関係×スキルの掛け合わせから繋がった案件です。
営業の際はプライベートと仕事のアカウントを分け、ターゲットに向けて発信するようにしましょう。
やる事、やらない事を線引きする
フリーランス初期は基本自分で営業から契約、納品を行いますが、状況によっては自分で出来ない案件がちらつく事もあります。
これまでに挙げた必須スキルとは別に、必要だからと新たにデザインを一から学び始めたり、購買心理学を学んだりと業種によって様々な事を新たに学ぶこともある事でしょう。
何でもできるマルチなスキルを持っていると無敵でしょうが、それで食べていけるほどのスキルを身に付けるまでには時間がいくらあっても足りません。もちろん学ぶこと自体は大切ですが、どこまではやって、どこからはやらない「線引きする」ことが重要です。
また、「幅広く学ぶ事」以外にもよくあるのが、幅広いジャンルの方と出会うような「異業種交流会」に出席する事もあまりお勧めしません。
理解して欲しいポイントとして「同じ立場の者同士が学び高め合うオンラインサロン」や「とあるスキルを身に付ける為のセミナー」と「交友の幅を広げてあわよくばクライアントとして繋がらないかと考えている異業種交流会」は全く別物です。
個人的には後者は単なる時間の無駄と思っています。過去に知り合いの付き合いで2度異業種交流会に出席した経験があります。
1度目は想像通り、心の奥底ではビジネスに繋げようと必死の出席者が名刺を交換し、後日頼んでもいないにのメルマガリストに入れられ、ターゲットでもない私に対してはくだらないメルマガが配信される、もしくは、交流会時、営業をかけられるといった自分にとって何の価値もない時間を、しかもお金を払って過ごすのです(笑)
2度目は開始30分足らずで退席したのを今ではネタとして持っていますが・・・。
シンプルに考えてみましょう。
冒頭でも伝えたように、これらはターゲットが曖昧、不明確に繋がる事に気付くと思います。
彼らは交流者もしくはその奥にいる友人や知人をあわよくば彼らのターゲットにしたいのでしょう。
1パーセントも満たない事にお金と時間を無駄に使うより、あなたにとって有益な事に使う方が賢明だと感じるはずです。
足りないスキルをパートナーで補う
「やる事とやらない事」を線引きして、やらない事に振り分けたスキルのうち、あなたにとって必要なスキルを持っている方とパートナーシップを組むことで補います。
例えばあなたがフリーランスのセールスコピーライターとします。
セールスコピーは書けるが、webデザインなどクリエイティブのデザインスキルは持っていない、もしくは多少持っているがクオリティが低く、ビジネスとして成り立ちにくい場合、それらのスキルを持っているフリーランスとパートナーシップを組むことで、これまで逃していた案件もカバーできます。
また、できる案件に関しても、パートナーと分担して行う事で、1か月間に扱える案件の数は増加します。
パートナーを組む分、報酬は一人で行うよりも減るかもしれませんが、その分携わる案件が増えるだけでなく、パートナーに不足しているスキルをあなたが補う事もできる為、双方から仕事が舞い込む可能性も高くなります。
個人的に収入が格段に増えたタイミングはこのパートナーを組むことを取り入れた時です。現在では複数のパートナーがいることで、随時案件が入ると同時に、これまで手が届かなかった大きな案件も担当することができています。
稼げないフリーランスがとるべき5つの行動
稼げず食えないフリーランスは
- 誰もあなたのことを知らない!自力で案件を獲得し、契約に至るまで一連のマーケティングスキルを身に着ける
- セールススキル、ライティングスキル、交渉スキル、スケジューリングスキルを身に付ける
- 全ての人をクライアントとして見ない
- やる事、やらない事を線引きをし、自分が得意なフィールドで活動する
- パートナーを組み、自分のと相手の強みを活かし、弱点をカバーする
食えずに飢える前に何とかもがいてみる
先述したアンケート結果にもありましたが、エージェントやクラウドソーシングサービスを利用しながら案件を獲得するのも稼ぐ手段の1つです。
現在では、様々なジャンルのエージェントやクラウドソーシングサービスがありますので、まずは登録してみるのも良いでしょう。
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